ペピニエの思い

わたしたち、ペピニエ下高井戸校が大事にいることは3つあります。

1点目は、ご家族様やご両親様を支援する事にあります。お子様が成長されていく中で、毎日ご一緒に過ごされる中で、ご家族のみなさまも多くの悩みを抱えるとともに、多くの時間をお子様と過ごされているかと思います。障害を持ったお子様に寄り添っていく時間は、これからも多くの時間がかかっていきます。ご自宅での療育だけでなく、学校そしてわたしたちの放課後等デイサービス ペピニエ下高井戸校をご活用いただくことにより、お子様に貴重な時間を過ごしていただくことにより、ご家庭様にもゆとりを持っていただきたい。ご家族様だけで抱え込まないでいただきたい、ご相談いただきたい。と思っています。お子様もご家族様にとっても笑顔の時間を少しでも増やしていただくためのお手伝いをわたしたちはしていきたいと思います。

2点目は、お子様が自立して社会性を身に付けていただくために、私たちはお手伝いと時間を惜しみません。ペピニエとはフランス語で苗木という意味があります。わたしたちはかたわらでお子様に寄り添って、苗木が花木に成長するその日を思い描きながら光合成や肥料やお水をお渡しするような、暖かいひなたに出したり、涼しい日陰で寄り添う、そんな陽だまりの場所の様なお手伝いをしていきたいと思っています。お子様が学童期に入って、ご自身の「やりたいこと」や「好きなこと」見つけて成長していっていただきたい。お子様がどんどん成長していく中で、ルールや社会での決まり事を身に付けて大人への階段を少しずつ登っていただけるようなアシストをしていきたいと考えています。そのひとつとして、レクレーションなどを通じて「出来た!」という成功体験を積み上げていくことによる自信やお子様の得意を育てるお手伝いをと考えています。わたしたちは発達障害に寄り添い、お子様の可能性に寄り添います。

3点目は、お子様の居場所のご提供です。学校で学んだ後の放課後や学校休業期間中に安心してお子様が過ごせる場所、行きたい場所、楽しい場所でありたいと思い、わたしたちペピニエ杉並も日々おこたることなく、お子様とともに成長と進化を続けてまいります。安心、安全を心がけてお子様が通い続けていただける事業所であり続けます。

私の幼稚園時代の話しですが、両親ともに共働きでした。家族のために懸命に働いてくれていました。その頃、私は高齢の家政婦の方に面倒を見てもらっていました。自分の孫の様に可愛いがっていただいた想い出があります。溺愛に近かったかも知れません。わがままで親の言うことを聞かない子供に育ちつつあったそうです。そんな様子を見た母は家政婦の方に来ていただくのをお断りして、自身で経営していた飲食店を辞める決断をしました。私の行く末をとても心配したのだと思います。

母はとても厳しい躾の人でした。当時のいわゆる教育ママになったのです。自分のやりたい仕事も諦めて。自分の居場所も投げ捨てて、PTA役員も含めて私のために頑張ってくれたのだと思います。私が発達障害を持っていたかは不明ですが、学校でも家でも無鉄砲で母を散々に困らせた覚えがあります。母はあまり協力的でない父との狭間で一人で悩みながら、私を育ててくれました。厳しくて、躾やマナーにうるさかった母は私にとってとても怖く凄く苦手な存在でした。母の愛情が理解できたのは大人になってからものことです。今は本当に感謝しています。

時代が変わって、今は二親が働くのは普通であり、シングルマザーやシングルファザーで働きながら大変な思いで子育てをされている方も多くいらっしゃいます。働きながら子育てをする事は本当に大変です。ましてや発達のお悩みを抱えているお子様との生活となるとなおさらだと思います。保護者様だけで悩む必要はありません。頑張り過ぎる必要もありません。放課後等デイサービスと一緒に考えていきましょう。

放課後等デイサービスは保護者様のレスパイト(一時の休息時間)をフォローさせていただくのも重要なミッションの一つだとペピニエは考えます。保護者様、ペピニエ、学校などと共にお子様の成長を担っていくことが大事だといつも考えております。どうか保護者様だけで悩まずご相談いただければと思います。

ペピニエ下高井戸校代表 山口

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